汗や音、匂いを感じさせるイラスト。イラストは右の3本横線(メニュー)からもご覧になれます。
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FP2級を取得する方法 悪戦苦闘

素人が独学でファイナンシャルプランナー(FP)3、2級を取得する(した)方法ーその3(3/5) 3級勉強方法

最初はつまずきました。

FP2級を取得する方法 悪戦苦闘

私は3級は金財で、2級は日本FP協会で取得しましたので、3級の勉強方法は金財での試験向けの勉強方法の紹介したいと思います。※3級の場合、実技、学科とも金財と日本FP協会では問題に大きな違いはないと認識しています(2022年6月現在)。

FP3級は金財、日本FP協会とも合格率が80%前後なので、市販の本をある程度読んで&理解して、過去問(過去3回分もあれば十分だと思います。さらに過去2回分、つまり4回前&5回前の試験問題に目を通し、過去3回分には載っていない問題パターンがあった場合はそこだけチェックという感じです。)をやっておけば、ほぼ確実合格できると思います。

問題は、全くの初心者がテキスト本を読んですぐ理解し覚えられるか。。。?私はできませんでした。
ということで、私の勉強方法の失敗を踏まえ、少しはマシな勉強方法をご紹介したいと思います。

まず勉強開始は試験の1.5~2ヶ月前から少しずつ始めた方がいいと思います。働きながらとかだと、仕事が急に忙しくなって、1ヶ月間全く勉強できなかったということがありえますので、余裕をみての1.5〜2ヶ月です。毎日時間をとれそうなら、勉強期間1ヶ月もあればおそらく十分かと。私自身は、勉強できない日がありましたが、平日1~2時間程度、土日の2日で5、6時間程度、一週間で10~15時間弱位でした。


試験勉強の進め方

FP2級を取得する方法 全体を把握

具体的な勉強の進め方は以下の通りです。

1.まず市販のテキスト本のうちの1冊を流し読みしました。もちろんそれで覚える気はありません。どんな内容が書いてあって、自分自身どのへんが得意&不得意そうというのを最初に多少知っておいたら、その後の勉強もスムーズになるかなと思って。読むというより、パラパラっと目を通すに近い感じです。

2.2回目に本を読むときは、ある程度覚えることを念頭に進めるといいかと思います。特に、税金の割合(○○の場合は××税が△△%や、☆☆の時は非課税限度額は□□など)などは、メモに保存しておいたりノートに書いておくことをおすすめします。
これは『リスク管理』の章で書いてあったと思ったら、『相続』の章でも書いてあって、頭がごっちゃになりそうでしたので(結局同じことを違う分野から書いてあるにすぎないのですが、『あれ?これどこか前のページでも書いてあったけど、それとは違うのかな?』といって前ページに戻って、同じなのか違うことをいっているのか確認したりと、少し混乱してしまい、勉強がはかどりませんでした)。

紛らわしい、理解しづらい、忘れやすそうな数式、この3つ位は自分なりにまとめていった方が、手間にはなりますが、『自信のないところ&前出されていたところはメモ(ノート)を見れば確認できる』ようになり、結局は早く理解&覚えられそうです。

3.2回目と同じ感じでもう一度覚えることを念頭に読み進めると良いかと思います。ただ3回目となると、大体のことはなんとなくでも頭に入っているので、頭に入っていることを整理しながら読み進めるという感じになりました。

4.書いてあることの確認&記憶の整理という感じで、再度読みます(ややくどい感じもしますが一応)。

5.4回も読めばテキスト1冊分の大概のことは理解&覚えられてるかと思いますので、次はもう1冊の別のテキスト本を読んだらいいかと思います。ほぼ同じ内容のはずなので、さーっと読む感じになると思いますが、『こんなこと(もう1冊には)書いてなかった!』ということがあるので、そのためにも(私はあまり出来ませんでしたが)。


最後に必要(?)なもの

FP2級を取得する方法 最後は自信をもつ
自己暗示をかける著者

ここまでを試験の10日~1週間くらい前までに終わらせ、残りの期間は下の通り過去問をやったりすればいいかと思います。

6.過去問は解く時間を実際の試験時間にあわせてやりました。
恥ずかしながら最初は合格ラインの60点取れてませんでした。ただ問題の傾向というか、試験問題の流れや、だいたいどんな感じの問題がどういう風に出題されるのかが分かっただけで、次に別の過去問をやるときは結構楽になってると思います。

ちなみにこれは少し集中しづらい環境でやった方がいいと思います。実際の試験会場では、他の受験者の電卓を叩く音、鉛筆を滑らせる音などで必ずしも集中できる環境とも限らないので。

7.過去問を一通りやったら、別の過去問をやり&チェック、また別の過去問&チェックで、その後テキスト本をさーっと読み流せば良いかと思います。実際どういったところが出題され易いかは分かったので、その辺を注意しながら流し読みする感じです。

8.最後に市販問題集をやったらいいかと思います(自分は時間がなくで出来ませんでしたが)。
テキスト本の勉強だけでなく、過去問をやってさらに問題集までやっておけば満点とまではいかなくても、高得点を取って合格できるかなと。プロの人からは『2級程度でなにを、、』という感じかもしれません&3級の合格率は金財、日本FP協会ともに80%前後ですし、自分もいい点を取れました。
言い換えると、6割取れば合格するので、気負わず軽い気持ちで挑めばよかったと思いました。

余談ですが、試験前は『全部、確実に覚えた。100%絶対合格できる!(なんなら学科、実技とも絶対100点とれる!)』位の自信はなかなかつかないものですが、実際試験を受けてみると大丈夫だったりします。自身のない方は『分かるところしか出題されていなく、スラスラ解いている姿』をイメージするなどして、自信を持って受けるのも大切かと。

FP3級勉強方法はこんな感じです。
次ページではまずFP2級勉強方法を簡単に書きます。


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