汗や音、匂いを感じさせるイラスト。イラストは右の3本横線(メニュー)からもご覧になれます。
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ぼんやり本を読む著者

素人が独学でファイナンシャルプランナー(FP)3、2級を取得する(した)方法ーその1(1/5) 前書き

取得したきっかけ

ぼんやり本を読む著者

FP取得に向けその勉強をしてみて『とりだてて知らなくてもよかったけど、知っておけば損することは少なくなるかもなぁ』という印象でした。

前々から『お金の流れや仕組み、身近なところで年金なんかのことを薄く広く知りたいかも』と思っていて、『そういったことをざっくり知るにはFPを勉強すればいいのかな?』ということで、FP3級、2級を取得しました。

たまに『FPってどんなことやるの?』と聞かれたりしたので、簡単にご説明を致します。
正しくいうと

顧客のライフプランを実現するため、経済的な観点からアドバイスをする。

という感じですが、ざっくりいうと例えば

  • 30歳既婚子供1人の夫婦を考えたとき、財産や負債、予想される収入&支出、更には子供が入園、入学になる時期の必要なお金や、家や車のローン、各種保険(保証内容)などに対して、それらを分析して、このファミリーの理想像(○○年後には○○となっている)に近づけるプランを提案する。

という風に理解しています。(多少違うかもしれませんが、だいたいこんな感じだと思います)。金融(個人向け)、保険業に携わる方が多く取得されているようです。

これまでは、『超個人的な『あくまで興味があったから』と言う感じで取得した』ので、HPにも載せていませんでしたが、ここ数年取得希望者も増えているそうで、せっかくならそういう人&特に独学での取得を目指す人にちょっとは役立つかなと思い、このページを作るに至りました。独学での取得は少し大変だったというのもあって、この経験をそのまま放置しておくのはもったいないかなと。

ということで、ごく簡単にその勉強方法の一つをご紹介していきますが、私自身、金融業、保険業等を仕事としている訳でなく『素人』が取得したというレベルで、『○○の場合は・・となる』といった細かい事例は書かないので、その辺は市販のテキスト本をご覧いただいたりしてもらうということでご了承いただければと。あくまでも独学での勉強方法の一つを紹介する程度です。

あと正式名称は『2級ファイナンシャル・プランニング技能士』等というんですが、ここでは簡易的にFP3級、FP2級としてます。また、試験を受ける場合は必ず各団体のHPなどで試験要項などを確認したください(『受験できなかった』、『落ちてしまったなど』などの責任は一切負いません)。


FP2級を取得しての感想

自分の老後

実際に2年がかりで取得してみて、自分自身大きく変わったことはないのですが、少なくとも目指して勉強している間は生活にちょっと変化がありました。
その辺も軽くご紹介したいと思います。

(独学)勉強&試験を通じてよかったこと

・私の場合は試験会場が東京の大学だったので、東京の大学生気分を少し味わえた。
・受験が一つのイベントみたいな感じになりメリハリのある一年になった。
・自分のスケジュールにあわせて勉強を進めることができた。

独学勉強&試験を通じてよくなかったこと

実はFP2級は2度目の受験で合格しましたが、2度目も落ちてたらモチベーションが続かず諦めてたと思います。そういった意味で下記に当てはまる人は、専門のスクールに通ったり通信講座を受けた方が良いと思います。

・お金に余裕のある人
・絶対に1回で合格しないとヤバい人
・確実に定期的に一定時間を勉強に割けそうな人

どうしてもわからない部分があったときに理解できるようになるまで苦労した&どうしても分からない部分でつまずき、勉強の進みが遅くなった。

自分の現状を知って老後が怖くなった。


ちょっと知っておくだけでも、、、!?

専門家に依頼

ちなみにFP取得を目指さない人も、空き時間とかあったら市販のFPのテキスト本を1冊買って軽く見てみたらいいかと。

実際に個別の細かいことは専門家に相談するとしても、『こうすれば年金をもう少し増やせるんだ!?』とか、『老後資金を考える(用意していく)には、こうやった方がなにかと良いのかも!?』とかをなんとなく知っておくだけでも、実生活でのお金の使い方の選択肢(の幅)が広がりそう&有効に使えそうなので(特に既婚の人、いずれ結婚を考えている人に当てはまることが多いみたいです)。
もしくは、マネーマネージメント検定(最後のページで紹介します)というのもありますので、そちらでもいいのかも。

ということで、次ページ以降で
試験情報(FP2級取得までのおおまかな流れ&準備など)、FP3級勉強方法、FP2級勉強方法、使った教材(問題集など)の紹介という流れで書いていきます。


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